2016年08月18日

ローマ人の物語(8)より

生涯を通じて彼を特徴づけたことの一つは、絶望的な状態になっても機嫌の良さを失わなかった点であった。楽天的でいられたのも、ゆるぎない自信があったからだ。そして、男にとって最初に自負心をもたせてくれるのは、母親が空に注ぐ愛情である。幼時に母の愛情に恵まれて育てば、人は自然に、自信に裏打ちされたバランス感覚も会得する。そして、過去に捕らわれずに未来に目を向ける積極性も、知らず知らずのうちに身につけてくる。


これは、カエサルのことのようです。



Posted by まほろば at 20:06│Comments(0)
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ローマ人の物語(8)より
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